Motoko san blog part5
ナースプラクティショナーの実習。学校によって時間数がかわってきますが、私が所属している学校では
カリフォルニア州の規定に沿い、最低570時間の実習時間が必須となります。
1年目は、在宅に往診にいったり、乳がんケアのクリニックで主に乳がん検診を学生としてプリセプターにつき担当しました。
プログラムも半分がすぎ、自分が専門とする、Primary care(プライマリーケア)のクリニックで本格的な実習がスタートしました。
スタートする前の正直な気持ちは、学びへのワクワク感と、
自分が本当にできるのだろうかというドキドキの不安感がミックス
実習1日目、プリセプターが一人目の診察を見学させてもらったとおもったら
「次の患者はMoko一人で診てきてね」と
History=問診
そして、
Physical Exam=診察
プリセプターに、患者サマリー&アセスメント&鑑別診断&治療計画を伝え相談
もう一度診察室にもどり、患者さんに今後の予定を説明というのが一連の流れ
プライマリーケアは、簡単に言うと、「家庭医」
慢性疾患、その他様々な問題を抱えた方が診察を受けにきます

先日受け持った患者さんは、
高血圧・高脂血症・糖尿病・薬物依存症で、
大腿骨の骨関節炎のため今年6月に手術をしたのですが、
患部の痛みがここ2週間増強し、モルヒネを処方の4倍の量を服用
これだけ問題があると、30分の予約の枠はとても短く感じます
優先順位をつけ、焦点をあててアプローチしていくのが鍵となります
実習先に、アージェントケアといって、もうすこし急性期で、
でも救急科にいくまででもないなという方がこられるクリニックもあって
そこでもローテーションで実習をしています


いつも、どんなときも
サポートしてくれ、たくさんの助言をくれるプリセプターCさん
Cさんは、NPとして30年近く働いているベテランの方
「安全な場だからおもいっきり学んでたのしんで」といつも温かい言葉で支えてくれます
疾病予防、そして
患者さんの心と体がすこしでも楽になり
QOLの向上が目標
一つ一つの学びを大切にしながら
この実習120%全力でトライしていきたいです