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2018.11.20 06:30

Motoko san blog part5 ナースプラクティショナーの実習

Motoko san blog part5

ナースプラクティショナーの実習。

学校によって時間数がかわってきますが、私が所属している学校では
カリフォルニア州の規定に沿い、最低570時間の実習時間が必須となります。


1年目は、在宅に往診にいったり、乳がんケアのクリニックで主に乳がん検診を学生としてプリセプターにつき担当しました。

プログラムも半分がすぎ、自分が専門とする、Primary care(プライマリーケア)のクリニックで本格的な実習がスタートしました。


スタートする前の正直な気持ちは、学びへのワクワク感と、
自分が本当にできるのだろうかというドキドキの不安感がミックス


実習1日目、プリセプターが一人目の診察を見学させてもらったとおもったら
「次の患者はMoko一人で診てきてね」と

History=問診
そして、
Physical Exam=診察


プリセプターに、患者サマリー&アセスメント&鑑別診断&治療計画を伝え相談
もう一度診察室にもどり、患者さんに今後の予定を説明というのが一連の流れ


プライマリーケアは、簡単に言うと、「家庭医」
慢性疾患、その他様々な問題を抱えた方が診察を受けにきます




先日受け持った患者さんは、
高血圧・高脂血症・糖尿病・薬物依存症で、
大腿骨の骨関節炎のため今年6月に手術をしたのですが、
患部の痛みがここ2週間増強し、モルヒネを処方の4倍の量を服用
これだけ問題があると、30分の予約の枠はとても短く感じます
優先順位をつけ、焦点をあててアプローチしていくのが鍵となります


実習先に、アージェントケアといって、もうすこし急性期で、
でも救急科にいくまででもないなという方がこられるクリニックもあって
そこでもローテーションで実習をしています




いつも、どんなときも
サポートしてくれ、たくさんの助言をくれるプリセプターCさん
Cさんは、NPとして30年近く働いているベテランの方
「安全な場だからおもいっきり学んでたのしんで」といつも温かい言葉で支えてくれます


疾病予防、そして
患者さんの心と体がすこしでも楽になり
QOLの向上が目標

一つ一つの学びを大切にしながら
この実習120%全力でトライしていきたいです


2018.11.19 17:42

Motoko san blog part4 看護大学院ポストマスターズコース 後編

Motoko san blog part4

看護大学院ポストマスターズコース 後編

今学期受講しているクラスの一つに、”Complex Health Problem”というコースがあります。
このクラスでは、高血圧、糖尿病、高脂血症、心疾患、肺疾患、貧血などなど様々な病気の診断方法や治療について学んでいます。
事前に宿題で講義をオンラインでみて、授業で、ケーススタディーなどを通して学びをふかめ、宿題ではグループプロジェクトでケーススタディーをしています。
来週は、この授業の中間テストがあるので、今復習をしているところです。



このような授業の他に、昨年は実技のコースで、ヘルスエデュケーターという方が、実際にそのかたの体で子宮頸部検査や前立腺の触診、乳がんのスクリーニングの仕方を実際に行うことで学びを深めることができました。


手技を練習できただけではなく、声かけの方法、そのほかに気を配るべきことについても、ヘルスエデュケーターのかたに指導をいただき今でもそれらの学びが今も強く残っています。



1年目で一番大変だったテストに、学校のシミュレーションラボの診察室で、患者役のアクターに対して時間内に問診&診察をして、10分以内でインストラクターに患者のサマリーとアセスメント、鑑別診断、検査や治療内容のなどのプランをまとめ、また診察室にもどり、患者に指導をするというものがありました。


その試験では、2つの角度からすべての過程をビデオカメラで撮影され、別室で先生がみて評価していたりと、とても緊張し、大きな山となった試験でした。



問診、診察後、鑑別診断についてまとめて、プリセプターに伝えたり、治療方法を様々なガイドラインをみてその患者さんにあったものを決定するのに、格闘し、まだまだ勉強が必要だと痛感しているところです。




次回は、実習の様子をレポートさせていただきます!
2018.11.01 03:05

ホスピスオフィスでのハロウィーンランチ

ホスピスオフィスでのハロウィーンランチ
皆さん。Happy Halloween!!
ハロウィンの日は毎年恒例、私の勤めるホスピスではランチの時間にポットラックパーティーが行われます。
アメリカで多いポットラックとは、皆んなそれぞれが何か一品料理を持ち寄って参加する形態のパーティーです。

私は今年は豆腐で作ったみたらし団子を持って参加しました。



そして今年のコスチュームはワンダーウーマン、息子は恐竜。(可愛い亀さん!と言われました 笑)


コスチュームはビビナビで購入。びびなびロサンゼルスは個人売買ができる日系のコミュニティーサイトで、何か中古で購入したいときはとっても便利です。

昨年は仮装をしての患者さん訪問をし、患者さんにとっても喜ばれました。なかなか家や施設から外出できない高齢者は多く、季節を少しでも一緒に感じられたらと思って、工夫しています。

11/23はThanks Giving。年末まで数ヶ月となりました。やり残したことは沢山。少しずつ進めて、そして季節折々の行事も患者さん、職場の仲間とみんなで楽しみたいと思います。

2018.10.31 03:45

Motoko san blog 看護大学院ポストマスターズコース 前編

Motoko san blog part3

看護大学院ポストマスターズコース

現在サンフランシスコの看護大学院のPost Master’s Certificate Programでナースプラクティショナー(NP)を目指しているMotokoです。

10年前に、現在通っている同じ大学院で「Oncology Clinical Nurse Specialist (CNS)」のコースを修了し、修士号を取得しました。



その後、アメリカのがん医療の現場で経験を積むなかで、ナースプラクティショナーになり、がん医療にもっと携わりたいと夢が膨らんでいきました。



現在、修士号を取得した看護師が、ナースプラクティショナーの道に進むにあたり、二つのオプションがあります。一つは、博士号のDoctor of Nursing Practice (DNP)、そして二つめが、上記に記載したPost Master’sプログラムがあります。



ポストマスターズのプログラムとはどういうものなのか、日本の友人だけではなく、アメリカ人の友人からもよく質問をうけます。



簡単に説明しますと、看護の大学院を卒業し、すでに修士号をもっている看護師が、自分が修了したコース以外の資格を取るために、不足のクラスや実習をすることができる修士課程の延長のコースです。


私の例で説明すると、以前取得したCNSコースとNPコースは、病態生理や、薬理学、フィジカルアセスメントなど必須教科がかぶっているので、それらのすでにとったコースは免除となります。ポストマスターズでは、CNSコースでは必須ではなかったけれども、NPコースで必須の教科をとり、そして、NPに必要な最低500時間の実習をすることができます。


私が通っている大学院は、オンラインのクラスもいくつかありますが、教室で受けるクラスが主です。
自分自身、オンラインの形態よりも実際に直接人に会って講義を聴いたり、ディスカッションをするほうが学びを深められることができるので、オンラインコースの学校ではなく現在の学校を志望しました。




クラスは週に1日朝から夕方まで授業があり、その他の1日実習というスケジュールです。残りの日は、看護師としてがんセンターで仕事をしています。


10年前にCNSコースにいたときは、ビザの関係で仕事ができなかったのですが、現在は仕事をしながらなので、大変ではあるのですが、NPコースで習ったことが看護師として働いていても、いろいろな場面で役に立つことが多く、学ぶ楽しさを改めて感じているところです。

2018.09.02 18:58

OPT ケアギバーのお仕事

今日はアメリカの看護大学を卒業後、卒業後にお仕事のできるビザ、OPT(Optional Practical Training)でケアギバー(日本ではヘルパーさんや看護助手)として活躍されているKさんに、ケアギバーのお仕事についてブログを頂きました。



ケアギバーのお仕事 ホスピスの患者さん

私が初めて関わらせていただいた患者さんはホスピスの方でした。
しかも2つの会社から初めて受け持ちした患者さんがそれぞれホスピスの方でした。
私はホスピスの看護に興味があったので、関わらせていただく良い機会だと思いました。

1人はガンを患っており術後に化学療法などの治療をした後、ホスピスケアに移行した方です。
ナーシングホームも見学しましたが、家族、本人の要望が家で最期を迎えたいという事でした。急性期の病院に勤めている時は1日4~6人の患者さんを受け持ち、終末期の患者さんには十分に納得のいくような清潔援助や家族への援助が出来なかったこともありました。

しかし、今はひとりの患者さんの援助をすれば良いし時間は十分にあるというのがとても良いと思いました。清潔ケア専門の看護師が来ましたが、家族に「きれいだから大丈夫よ」と言われると、患者さんをパッと見て「それなら良いですね、帰ります」と何もしないまま帰っていったのでびっくりしました。

しかも、どのように清潔ケアをするのか尋ねると「タオルで身体を拭くの」以上でした。
私はまたお風呂を持ってきて入れてくれるのかと思ったら、とんだ間違いでした(笑)。

モルヒネが持続的に入っていて、痛みがあるときはフラッシュして、ほぼ眠っている状態で、もはや食事も出来なくなっていました。ケアの内容としては清潔援助以外にネブライザー施行くらいしかなかったので、私は出来る限り安楽にそして気持ちよく過ごせるよう援助しようと思いました。



朝、清拭とともにペットボトルを使い陰部洗浄をしてスキンケア、手浴(足浴は禁止されていたため出来なかった)、おむつとペットボトルを使用し洗髪、口腔ケア、着替え、ポジショニング、時々家族を巻き込んでケアをしました。その合間もバイタルを測ったり呼吸の観察をしたり、褥瘡のケア(看護師の指示通り)をしていました。



日本の看護師はこのような援助は当たり前のようにしているのに、「とても丁寧にしてくださって」とか「本当によくしてくれて」とか褒められるので何だか得した気分になります(笑)。


旅立ちの日は、一通りのケアをして見守りしている時に静かに息を引き取られました。
モニターが付いているわけでもなく、つい先ほどまで家族とベッドサイドで呼吸がどうだとか話していた矢先でした。あれ?呼吸していない・・・。という感じで安らかに旅立たれました。

家族もとても平和な最後だったと言っていました。
本当に特別なことは何一つしていないのに、すごく感謝されるのは日本人の看護師だからかと思います。
人を思いやるという日本の看護教育のすばらしさを実感します。





もう一人の患者さんは同じホスピスでもナーシングホームで生活をしていました。
彼は97歳で娘さんが仕事で忙しく、妻は他界していました。目が離せないためナーシングホームでのケアだけでは心配という事でケアギバーが入りました。
実際、ナーシングホームの職員は忙しそうでなかなか十分に関われないという事もわかりました。


ケアの内容としては、車いすで散歩、お話し相手、食事介助が主でした。
私が担当した当初はお話しも出来、食欲もありました。
ある日午前中のケアギバーとバトンタッチでケアに入ったとき、患者さんが怒っていました。
内容は取り留めのないことでしたが、あまりにも収集が付かないので気分転換のために外に行きました。

しかしあまりご機嫌がよくありませんでした。口を見るととてもきれいとは言えなかったので、部屋に戻って歯磨きの介助をしました。ついでに髭剃り、整髪して外に出ました。
すると、とても機嫌が良くなりおしゃべりを始めました。笑顔にもなりました。
しかし、徐々に食欲がなくなり、食事もとれなくなりました。食事が取れなくなって3日後に旅立たれました。


前述の患者さんとは違って、ナーシングホームという集団生活の中で生活している患者さんにとって、私たちケアギバーが入るときにどれだけ暖かい援助が出来るかといった関わりだったように思います。
話し相手になったり(ただの話し相手ではなく患者さんを尊重した関わり)、ちょっとしたことに気が付いてあげたりということが大切だと教えられました。

同じホスピスの患者さんでもその人によってケアが変わってきます。
相手に合わせたケアができるのも、ケアギバーならではと思います。
2018.08.11 21:27

LAナースの会に参加して

アメリカカリフォルニア州で看護学生をしているMさんからメッセージを頂きました。

アメリカロサンゼルス近郊に住む日本人RN(看護師)と学生のコミュニティ、LAナースの会のお食事会に先日、初めてお邪魔させていただきました。

LAナースの会では、看護師やAdvanced Practice Nurseとしてアメリカにて現在活躍中の方からお話を聞くことができます。




まず、LAにこんなに多くの看護師の方がいらっしゃるのかと驚いたのと、みなさん、気さくに話しかけていただいて、私たち学生が持つ問題を聞いてくれました。

どの方のお話を聞いても、楽に今のポジションにいらっしゃるのではないのだなと感じました。

皆さんも、相当な努力をされての今のポジションにいらっしゃいました。
生の正確な、みなさんが通ってきた道の情報を皆さんからいただけたのは、本当にためになりました。

しかし、アメリカの話だけではなく、世界の情勢はものすごいスピードで変化して行きます。
去年できていたことが、今年はできなかったりと、それらの情報をいち早く入手し、自分にとって最善の道を選んで実行して行くことが必要なのだとも思いました。
2018.08.11 21:05

ホスピスナース タミさん ブログ 2話 アメリカの大学院での生活、実習

ホスピスナース タミさん ブログ 2話 アメリカの大学院での生活、実習


4大学院では何を専攻してどんな勉強をしたか

高齢者看護学と看護教育学を専攻しました。
一番大変だったのは、専門科目に入る前の必須教科であった病態生理と薬理学、看護研究の統計の授業でした。
病態生理と薬理学はナースプラクィショナーの学生との共通科目だったので、診断基準なども含めた高度なものでした。
留学一年目の授業だったこともあり、予習をして望んでも授業を理解するのがとても難しかったです。
教授と相談して、学部生の病態生理、薬理学も並行して取らせてもらいました。
看護研究の統計は、統計自体があまり得意でなかったことに加え、英語での説明であったため、内容を理解するのに時間がとてもかかりました。
授業が終わる度に担当教授のところに通い、クラスメートにも助けてもらうなどして、ようやく単位を取ることができました。


高齢者看護学では講義と共に実習がありました。
実習ではデイケア施設や長期療養施設などに半年ほど通い、基礎的な看護管理についても学びました。
私のいた大学院では、実習先を自分で探してくることになっていました。私は留学生だったこともあり、地元の情報もほとんど知らなかったため、教授と共に実習の受け入れ先を探しました。



看護教育学では大学生の授業のカリキュラムの作成方法を学びました。
専攻が異なる3,4人の学生でグループを組み、看護大学の4年間のカリキュラムを作成しました。
私は高齢者看護学が担当でした。
カリキュラムを作成するにあたり、グループメンバーで選択した教育哲学に沿った内容にすることを求められました。教授に何度もやり直しを言われ、完成までにずいぶん時間がかかったのですが、とても面白い授業だったのを覚えています。




また、看護学部の学生の病院実習に教授と共に3ヶ月間同行し、学生の実習をサポートする教授の行動を間近で学ぶことができました。
看護学部の学生は自分で受け持ちする患者さんを選択し、実習の前日に1人で病院に行って情報収集をしっかりとした後に実習に臨んでいました。
教授がいなくても、学生が自らスタッフに交渉し、患者さんのケアをする姿を多く見ました。

この能動的なアメリカの学生の姿勢を見て、自分が学部生の時に、ずいぶんと受け身の姿勢で実習をしていたことを痛感しました。

2018.07.10 11:20

ホスピスナース タミさん ブログ1話 アメリカで大学院進学を決めた理由、入学準備

皆さん、お元気ですか?
東京は梅雨が明け、毎日30度を超える猛暑が続いてます。
私は今も東京に滞在していますが、明日はとっても楽しみなことがあります。
アメリカのホスピスで一緒に働いていたタミさんが東京に来てくださることになり、一緒にスカイツリーでランチをします。

今日はアメリカでホスピスナースとしてお仕事をされているタミさんからブログにメッセージを頂きました。
アメリカでどうやって進学をしたか、どうやって看護師になったのか、タミさんの経験談が含まれています。



1、まずは自己紹介
日本での看護師歴は6年程度です。アメリカには二度滞在しました。
一度目の渡米は、まずニューヨーク州の大学院で修士課程を収めました。
専攻は高齢者看護と看護教育でした。修士課程修了後にカリフォルニア州に移動し、1年間subacute hospitalでRN(Registered Nurse)として勤務しました。
その後、いったん日本に帰国しました。
日本で急性期病院で夜勤専門看護師として働きながら、看護大学で高齢者看護学の教授の元で非常勤の実習助手をしていました。その後、その大学で博士課程に進学し、修了しました。
現在は結婚を機に2度目の渡米をし、在宅ホスピスのフィールドナースとして働いています。



2、アメリカで大学院進学を決めた理由

大学時代に行った海外研修で、アメリカの看護を学びたいと思ったことがきっかけです。



3、 大学院入学の準備 Requirement
大学院進学に関しては全て日本で準備しました。
留学カウンセラーの元で、必要なものや留学後の生活についてなどレクチャーを受け、渡米の準備に1年間かけました。
大学院出願時に必要だったものは、成績表、取得単位数、TOEFL、GRE、職場の上司からの推薦状、出身大学の指導教授からの推薦状、志望動機のエッセイなどでした。
TOEFLとGREに関しては指定の点数に達するまで受け続けました。
推薦状は、出身大学の教授1名と職場の上司2名にお願いしました。
実際には私が英文で書いたものを日本語に訳し、推薦者の方たちに内容を確認してもらいました。
志望動機のエッセイは大学院毎に準備しました。
出願時にはアメリカのRNのライセンスは持っていなかったので、ライセンスを必要としない大学院を選択し、10校ほどに出願しました。
一部の大学院では書類選考の後に電話面接があったので、留学カウンセラーに想定問題を作ってもらい、面接の練習を何度もしてもらいました。

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