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2018.01.03 13:23

アメリカ大学院進学を目指した理由

こんにちは。
今回はどうして大学院へ進学をめざしたかにフォーカスをあててかいてみました。



看護学生のとき、大学の恩師が、「いつの日か日本の外から看護を学んできてください」と授業のたびに話しをしてくれた。海外旅行もしたことがなかった自分にとって、「海外で看護を学ぶ」という言葉に全身刺激をうけたのを今でも覚えている。




大学3年生のときに、オーストラリアのアデレードという街でホームステイをするチャンスがあり、いったときに、現地の看護大学で看護を学ぶ日本人の方にあった。
まだ日本でも看護師の資格をもってなかった自分にとっては、海外で看護を学ぶことは、遠い遠い夢のような、そしてキラキラ光る存在だった。




大学卒業後、がんセンターに就職。4年目、リーダーもやるようになり、一通りいろいろなことができるようになり、看護が面白くなったころ、今後どのようにしていきたいかを真剣に考えるようになった。
夜勤前にセミナーにいったり、自分探し、自分の目標探しをするようになった。
そのときに、海外で看護を学べるという研修プログラムをみつけ興味をいだいた。
大学時代の恩師に相談。「看護を学ぶならせっかくなので大学院で学んできなさい」というアドバイスをいただいた。




アメリカの大学院探し。。。。。いったいどこから手をつけていいのかわからなかった。
はっきりしていたのは、自分は“がん看護”が学びたいということ。
理由は覚えていないが、ハワイ大学にまずemailで問い合わせをした。
そしたら、ハワイ大学にはがん看護のプログラムはなかったのだが、アメリカでがん看護のプログラムがある大学院のリストを送ってくれたのだ。




そんなこんなで、いろいろな大学院に問い合わせをし、サンフランシスコの大学院がすべての条件を満たすので、ここ一本にしぼり願書をおくった。
2006年に進学を希望していたが、TOEFLの点数がのびず、一年目はオレゴン州ポートランドで英語の勉強から始めた。




無事に、2007年に大学院入学。Oncology Clinical Nurse Practitioner Programで学びを深めた。



その当時は、がんの勉強がしたかった。がんに関係すること、治療やケアのことについてとにかく学びたかった。反面、がん以外の勉強はあまり興味がもてず、大事なこととわかっていながらも、正直なかなか面白さをみいだせなかったなと今振り返って思う。



卒業後5年がたった一昨年ころから、もう一度大学院に戻りたいなとおもうようになった。
そのように思った理由が2つ。
一つは、緩和ケアについてもっと学びたいとおもったこと、そしてもう一つが、「がん患者さんを看るには、がんのことだけではだめだ、がん以外のこと、基礎疾患や併発疾患なども理解しなければだめだ」と。
がんだけを学びたいとおもっていたころから、10年たってやっとそれではだめだということに気づいた自分。時間はかかったけれども、心の底から学びへのパッションがわきあがってきた。



がん患者さんの症状コントロールにフォーカスをあてた、Nurse Practitioner (NP)になりたいという夢が膨らんだ。


今アメリカでは、NPプログラムは、DNPという博士課程に移行されてきている。が、数少なくなっているが、Post Master’s Programが残っている。
修士課程をでた人が、他の資格をとるのに必要なクラス&実習をとることができるコース。
ドクターコースもいくつかみたが、さらに学位をとることよりも、基礎疾患、併発疾患をしっかり学び、パリアティブケアについて探求することが今回の目的だったので、Post master’s programに願書を出した。 以前いっていた学校に、Palliative care minorというコースがあり自分が学びたいことにあっているため志望校を一本に絞った。
1年前2016年の夏ころから、担当の先生に問い合わせを始めた。





この課程で、自分にとって、学びたいことを達成するためにどのコースが一番いいか見極めるのが大切。そのときに下記二つの質問を自分にといかけた。

1. どの年齢層の患者さんにフォーカスをあてたいか?(patients’ population)→成人&老人(Adult/Gerontology)
2. Acute Care(急性期)か、それともPrimary Care (一次医療)か→Primary Care

というわけで、私はAdult/Gerontology Primary Care Nurse Practitioner Programのプログラムに願書を提出した。




今の学校では、さらにminor(副専攻科目)を選ぶことができる。糖尿病、エイズ/HIV、緩和ケア、グローバルヘルス、老年期ケア、ほかにも様々なminorコースがあり、自分はPalliative care & Gerontology Care,二つのminorを選択した。




こちらの看護の大学院では、入学試験というものはない。
願書で、自分が今までどのようなことをしてきたか、そしてこのコースでどんなことを学んでいきたいか、修了後どのようなことをしていきたいかを2−3枚のPersonal Statementにまとめる。そして、自分のことをよくしる3人のかたからの推薦状が大切。




2017年2月、プログラムの先生から連絡がはいり、電話面接があった。どのようなことをしたいか、ロスからサンフランシスコに引っ越してくることは大丈夫かなどを聞かれた。




一番最初に、この学校に入学したのは2007年、そして今回post master’s programにはいったのが、2017年。とても偶然なのだが、日本で看護大学に入学したのが、1997年。10年スパンで学びを深める道にチャレンジしていることに気づいた。




学びを120%深め、その知識の目の前の患者さんに還元できるように頑張りたい。
がん患者さんの苦痛を少しでも軽減できるために。



By Moko




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