2018.10.12 14:38
NCLEX 2 (対策・勉強法)
最近、急激に温度が下がり
今年のカリフォルニアは
夏が短いのでは?と感じています。
NCLEX合格の実感も湧いたと思えば
書類整理や手続きなどのpaperworkが
沢山あり、合格後の休日も束の間でした。
"一難去ってまた一難"壁は越えられる人にしか現れない
なんてイチロー選手の名言ありますが
壁だらけです笑汗大尊敬するメンター達から
「あなたの成長を待っている人がいる。
あなたの優しさを待っている人がいる。
あなたの勝利を待っている人がいる。」
と激励され、更に意欲が高まりました。
次のステップに邁進します。

さて、前々回に引き続き
NCLEX-RNの勉強法や
個人的に感じた事を交えながら
記述していきます。
ポイントだけ絞り
大きくまとめると以下の3つが大切だと感じます。
①know oneself
②Reveal concept or purpose
③all about practice
凄くシンプルで
当たり前の事かも知れませんが
コツを掴むまでに多少なり時間は要します。
1)Know oneself (自分の傾向を知る)
前々回の記事でも少し触れましたが
自分の傾向を知る事は
どの分野に置いても重要と言えます。
#自分の得意、不得意は
#何が効率良くて、何が非効率なのか
#書いて、読んで、記憶するのか
#話して、聞いて、記憶するのか
#部屋で閉じこもってできる人なのか
#場所を定期的に変えないと集中できない
#独自の勉強法に適応できるのか
#日本の経験のみに偏ってないか
など多岐にわたり個人差があります。
どれだけ
効率良く勉強できるかこれが大きなポイントなってくるのです。
多くの情報量を取り込み
砕いて理解して
記憶にするのに作業を要します。
論文で言い換えるならば
なんとなく表面的に読むのではなく
体系的に読む事ができ
それを自ら実践できるまで
刷り込むのはテクニックが必要でしょう。

友人や知人に
”為になる事を言われた”頭では分かってても、心に染みて
それがやがて
自ら周りに、波動を起こすまで
色々な経験を重ね、実際に体感して
初めてモノにできる事でしょう。
(少し話がズレましたが)
なのでいち早く自分自身の傾向を知り
勉強スタイルを確立し
慣れない医療英語を取り込み
critical thinking に繋げる。
シンプルだけど少しだけ考えて
実践してみてください。
“know oneself (自分の傾向を知る)”
きっと身に付いて
応用が効くようになります。
2)Reveal concept or purpose(主旨を紐解く•明らかにする)こんなの当たり前でしょう。
と思われますが
その問題に隠された鍵を握り
正解に導くまでに
少しだけコツがあります。
あまり書きすぎると
アメリカ政府から
バッシングを受けそうなので
基本的な事しか書けませんが
要は....
NCLEXの問題を解く上で
捉え方には4つ構成があります。
1, Recall/Recognition
2, Understanding
3, Application
4, Analysisとそれぞれ問題レベルがあります。
以下に、簡単に解説していきます。
1:Recall 2:Understanding(Level1)
例)肝生検の問題
Which of the following is a complication that occurs during the first 24 hours after a percutaneous liver biopsy?
(1) Nausea and vomiting
(2) Constipation
(3) Hemorrhage
(4) Pain at the biopsy site
肝生検24時間後の合併症は主にどれ?
と非常にシンプルな問題です。
答) 3 出血ですね。
基本的な知識があれば
5秒とかからず解けるでしょう。
なので問題レベルも
Knowledge-bases questionになります。
基本的に
1,Recall/Recognition
2,Understanding
ではカテゴリー別にしても
非常に類似してる部分があります。
日本語ならめちゃ簡単じゃんと
なりますが,この問題ばかり正答してても
合格には繋がりません。
一般的な問題なため
ほとんど出現しないと思っていた方が
良いかもしれません。
逆に言うと
レベル1の問題ばかり出現するなら
難問を落としている可能性があります。
というかこの問題を落とすと不合格になる
確率がぐーんと上がりますので
要注意です。
3:Application 4:Analysis(Level2)
この領域の問題では
更に実践的になっていきます。
level1と同様
肝生検の問題を例に解説していきましょう。
Which of the following symptoms observed by the nurse during the first 24 hours after a percutaneous liver biopsy would indicate a complication from the procedure?
1. Anorexia, nausea, and vomiting
2. Abdominal distention and discomfort
3. Pulse 112, blood pressure 100/60, respirations 20
4. Pain at the biopsy site
応用編なのでLevel1を基本とすると答えが導き出せます。
出血の徴候や症状をしっかりと捉えると...
答)3になります。
どの問題にしても
優先順位や
患者の安全、人間の
生理的欲求などを
踏まえた上で考える事が基本となります。
様々な問題に直面すると
聞いたこともない様な、薬や難病
アメリカ国土特有の疾病 など出てきますが
基本的に上記のLevelを念頭に置き
Critical Thinkingする事が重要です。
更に、問題の背景に必ず
何を問うているのかをいち早く探す事で
正答に近づける事ができます。
凄いシンプルに書きましたが
次回は
3) All about practice
について
コツなど詳細を記述していきます。
簡単な方法などなく
ポイントを捉え地道にコツコツやり続ける事。 未来の看護も医療も
人間が作ったシステムなら変えられすはず
まず自分自身を最大限に変える努力を
何度も何度も繰り返し挑戦していきます。
Explore the future of Nursing....It's YOU!!!
10/12/2018 kentonesu32
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http://kentonesu322.hatenablog.com/
この記事へのコメント
Re: NCLEX 2 (対策・勉強法)
Kenくん
NCLEX-RN試験合格おめでとうございます!!!
私は『NCLEXに合格しました』という言葉を聞くたびに、自分が合格した時のことを思い出し心の奥底からやったあ!と熱くなります。
どんなに嬉しかったことか。やっと待ち望んでたこの日が来た!明日からしばし自由だ!!!!などいろんな思いが頭を駆け巡ったことと思います。
NCLEX合格は最初の門をくぐることであり、これからもいろんな挑戦があると思います!
ナースプラクティショナー目指してお互い頑張りましょう⭐︎
彩沙
2018/10/15 02:24 投稿: Azusa
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