Mさん NCLEX合格 受験当日 Part2
6、受験当日は? 地方からの受験だったので、東京に前泊しました。当日、教科書や洗面道具など試験に必要のないものを全部入れたスーツケースをホテルに預かってもらいました。

30分前にはテストセンターに入るよう PearsonVUEConfirmation メールに指示が書いてあったので、私は40分前に入りました。
ロビー受付の方は日本人らしきバイリンガルの女性で、全て日本語で対応してくださいました。
最初の本人確認は、受付でパスポートと両手の手掌静脈認証(手をかざすだけ)と顔写真も撮りました。試験室への入退室時には、パスポートと右手の手掌静脈認証を毎回チェックされます。
また入室検査として全てのポケットの中身、足首辺り、首回り等も毎回チェックされます。
教科書等カンニングと思われる物は持ち込み禁止ということでしたから、私のバッグの中は、食品、薬、財布、携帯のみでした。
携帯は、電源を切って、受付で専用のビニール袋に入れてもらい、試験が全て終了するまで開封することができません。荷物は全てロビーのロッカーに入れて鍵をかけます。
東京のPearsonテストセンターには、様々な種類のテストを受ける人たちが、入れ替わり立ち替わり入退室しているようです。
日本人、外国人、男性、女性、様々でした。試験室にはコンピューターが9台あって、最大9名が同時に試験を受けられるようです。
試験室への入退室は試験官同伴です。手をあげれば来てくれます。
メモ版は最初ホワイトボードのようなものとペンを渡されますが、書いたものを自分で消すことはできません。
試験室に持って入れるのは、眼鏡と目薬(どちらも必要な人のみ)、希望者のみに無料で提供される耳栓とティッシュです。スカーフ、腕時計は持ち込み禁止だったので、ロッカーに入れました。
席に着き、試験を開始します。
最初Tutorialがあるのですが、コンピューター操作に自信のない私は、何かわからないことがあるかもしれないと思って、真面目に取り組んでしまいました。Tutorialに10分も使ってしまい、全部やった後で、「うん、やる意味なかったな」と思いました。
これも試験の制限時間に含まれています。
試験が始まり2時間経つと、コンピューターの画面が一面ブルーになります。
そして休憩を取りますかと画面上で聞かれます。
私はしっかり休憩をとりました。この辺りは、人それぞれにやり方があると思いますが、私の場合はトイレに行き、ロッカーから食料と飲みものを取り出し、栄養補給をしてからしばらくボーっとしました。休憩は、受付の人がいるロビーでとります。
ちなみに、コンピューター画面の右上に残時間が出ているのですが(好みで、クリックして消すこともできます)、私は全然時間を見ていませんでした。
どうも残時間に慣れることができず、腕時計もなく壁やデスクにも時計がないので、ものすごく落ち着きませんでした。アナログ時計人間にはきついシステムでした。
試験が終わる時も、画面が突然ブルーになります。私の場合、ブルーになってからSpecial Research Sectionの画面が出てきました。
Special Research Sectionというものの存在はPearsonVUEConfirmationメールを読んで知っていたのですが、自分も当たってしまいました。
全員ではないようですね。そういうわけで、自分のテストが終わった後、余分に数十問解きました。
これは、今後の試験に向けた研究のために行われているものらしいです。
もちろん自分のテストの評価には影響しませんので、時間も正解率も気にしなくていいのですが、なにせ年齢と老眼、睡眠不足でもあったので結構こたえました。
「頑張れ、わたし。頑張れ、わたし。」と心の中で叫びながら耐え忍びました。本当に「耐えた」の一言です。
最後も画面がブルーになり、簡単なアンケートに答えて終了です。手を挙げ、試験官とともに退室します。
ロビーで携帯電話の袋を開封してもらったり、ロッカーの鍵を返却したりしたら全て終了!試験さえ終われば、あっという間に帰れます。
結局、私の場合は3時間で140問ほど解きました。そこからSpecial Research Sectionに突入し、更に30問ほど解きました。